イーサリアムのブロックチェーン上で遊べる猫育成ゲーム「CryptoKitties」が海外で謎の人気を博す

こんにちは。桜井です。

最近、イーサリアムのブロックチェーン上で動く「猫育成ゲーム」が話題になっています。

それがこちらのCryptoKittiesです。

CryptoKitties(公式サイト)

CryptoKittiesに登場するのは、お世辞にも「かわいい」とは言い難い仮想猫たち(中には犬もいる)。簡単に言ってしまえば、そんな仮想猫を育成、交配、トレードして楽しむゲームなのですが、レアな猫一匹に1000万円以上の値がついたり、あまりの人気に取引が滞るという問題が発生しています。

というわけで、今回は、こんなことについて解説してみます。

  • CryptoKittiesは一体どんなゲームなのか?
  • どうすれば遊べるのか?
  • なぜこんなに人気なのか?

ぜひ、最後まで目を通してみてください。

CryptoKittiesとは?

CryptoKittiesとは、イーサリアムのブロックチェーン上で遊べる「仮想猫育成ゲーム」です。他プレイヤーと猫をトレードしたり、猫をコレクションしたり、トレーディングカードゲーム的な要素もあります。とはいえ、猫同士を戦わせることはできないようです。

仮想猫たちには、それぞれ遺伝情報が割り当てられており、猫同士を交配させると、親猫の特性を受け継いだ子猫が生まれてきます。

猫同士を交配させて猫を増やす

育成ゲームらしい要素はこれくらいで、餌をやらないと死ぬとか、そのうち寿命が来て天国に行くといった要素はありません。

「ブロックチェーン上で遊べる」というのが一般的なオンラインゲームとは異なる点で、ゲーム開発者であっても、仮想猫たちを都合よく操ることはできないそうです。また、たとえゲーム開発者たちが携わることをやめたとしても、一度誕生した仮想猫はトークンとして生き続けることができます。

もちろんですが、CryptoKittiesが話題になっているのは、「ブロックチェーン上で遊べる育成ゲーム」という目新しさだけではありません。

トラフィック全体のうち15%がCryptoKittiesによるもの

CryptoKittiesはイーサリアム上で動くアプリの中でかなりの人気を誇り、現在、トラフィック全体のうち15%ほどがCryptoKittiesによるものだそうです。

あまりの人気に取引が混雑しており、取引承認に悪影響が及んでいる、というのがイーサリアムの現状です。しかし、将来的に仮想通貨が今よりも普及したときは、たかが猫アプリの流行程度の取引量では済まないはずでしょう。

イーサリアムだけではなく、すべての仮想通貨が孕んでいる現実的な問題が、CryptoKittiesによって再認識されているのです。

希少な猫は1,100万円で取引されている!

なんと、レアな形・色の猫や早い世代の猫は、1,100万円もの高値で取引されているそうです。

まさに一攫千金のチャンスですが、レアを引き当てるために交配やトレードを何度も繰り返す必要があることを考えると、それなりのお金をつぎ込む必要があるでしょう。

実は、トレードや交配を繰り返して猫を増やしていくだけで、別にレアが引けなくてもそれなりに儲かるとの噂もあります。しかし、その裏では損をしている人も必ずいるはずです。

実際、CryptoKittiesの開発者は、ICOへの投機熱に対するアンチテーゼとしてこのゲームを開発したそうで、それは良くも悪くも目論見通りの結果となっています。

「仮想通貨の高騰はバブルではないか?」という論争はありますが、たかがゲームの仮想猫が一匹1,100万円もするという事態は、疑いのようのないバブルです。いえ、バブルというよりは、過熱したブームと言った方が近いかもしれません。

なんで人気なの?

それにしても、CryptoKittiesの人気の理由はどこにあるのでしょうか?

猫は別にかわいくないし、育成ゲームらしさは交配くらいだし、ゲームとして流行る要素はあまりないように見えます。

他の仮想通貨系ブログやサイトでは、「たまごっちブームみたいなもの」というコメントを見かけることがありますが、確かに共通点はあります。

たまごっちが生まれた当時、デジタルペットなんてものは存在していませんでした。その目新しさから人気に火がつき、ブームのピーク時には「たまごっちを持っていることがステータス」となるほどに。

あまりの過熱っぷりに、定価2千円もしないたまごっちが、2万円という10倍の価格で取引されたり、レアな色のたまごっちは9万円で売られていたりしました。

これを踏まえると、CryptoKittiesの人気っぷりも説明がつきます。ブロックチェーン上で育てられるペットなんていうのは、CryptoKittiesが初です。目新しさから人気に火がつき、お金の匂いを嗅ぎつけひた人たちが群がることによって更に爆発した、人気の理由は、大体こんなところではないでしょうか?

CryptoKittiesを遊ぶには?

どれほど需要があるのかは分かりませんが、一応、CryptoKittiesを遊ぶための準備段階について解説してみます。「仮想猫ブリーダーとして一稼ぎしてみたい!」という人はぜひ参考にしてみて下さい。

あらかじめ断っておきますが、CryptoKittiesを遊ぶためにはリアルマネーが必要になるので、遊ぶときは自己責任でお願いします。

1. ウォレットを導入

まず、CryptoKittiesの会員登録のようなものを済ませていきましょう。

以下のリンクをクリックして、公式サイトにアクセスしてください。

CryptoKitties(公式サイト)

次に「Start meow」をクリック。

「Install MetaMask」をクリックしましょう。MetaMaskはCryptoKittiesを遊ぶために必要な仮想通貨ウォレットです。

ブラウザがGoogle Chromeの場合、アドオンのページに移ります。「ADD TO CHROME」をクリックしてください。

「拡張機能を追加」をクリック。

続いて、ブラウザ右上にある「狐マーク」をクリックしてください。

「Accept」をクリックします。

ちょっと長めの利用規約が表示されます。しっかり最後まで読んだら、再び「Accept」をクリックしましょう(最後までスクロールしないとAcceptが押せない仕様になっています)。

「New Password」「Confirm Password」の欄にパスワードを打ち込みましょう。当然ですが、パスワードは複雑で推測しにくいものをチョイスしてください。

パスワードを打ち終わったら、「CREATE」をクリックしましょう。ちなみにこのとき、マウスカーソルをグルグルすると狐の顔もグルグルして面白いです。

この画面が表示されたらMetaMaskの導入はOKです。CryptoKittiesのページに戻りましょう。

「I installed MetaMask」をクリックします。

「Email」の欄にメールアドレスを入力し、「Nickname」の欄に好きなニックネームを打ち込みましょう。

打ち終わったら「Save account info」をクリックしてください。

「Sign」をクリックしましょう。

これで登録は完了です。あとはMetaMaskにETHを入金すれば猫を買うことができます。

2. イーサの送金

みんな、それぞれ違う取引所で取引していると思いますが、どの取引所でも手順は大体こんな流れだと思います。

  1. 送り先のQRコードを表示させておく
  2. 取引所のスマホアプリでカメラを起動
  3. QRコードを読み取って送金する

もしくは、

  1. MetaMaskを開いてアドレスをコピーする
  2. 取引所にログインしてコピーしたアドレスをペーストし、口座を登録
  3. 送金する

どちらを選ぶかは好みの問題で、別にどっちが良いとかはありません。強いて言うなら、QRコードを使う方法がスマートだし簡単だと思います。ただ、スマホしか手元にない、あるいはパソコンしか手元にない、という場合は必然的にアドレスをコピペする方法を選ぶことになりますね。

QRコード、もしくはアドレスを確認するには、まずMetaMaskを開きます。

「…」をクリックしてください。すると、メニューが表示されるはずです。

QRコードを表示したい場合は、「Show QR Code」をクリックします。

アドレスをコピーしたい場合は、「Copy Address to Clipboard」をクリックしてください。見た目には何も起こりませんが、アドレスがコピーされた状態になります。

あとはそれぞれの方法でMetaMaskにETHを送金して、猫を買うだけです。カメラの起動方法や口座登録方法などは、取引所のQ&Aを参照してください。

まとめ

今回はCryptoKittiesについて書いてみました。CryptoKittiesがどんなゲームなのか、人気の理由はなんなのかについて分かって頂ければ幸いです。

それにしても、CryptoKittiesのブームはいつまで続くのでしょうか? 個人的な予想ではあっという間にその日は来ると踏んでいるのですが、意外に長続きする可能性もありそうです。

まあ、CryptoKittiesの人気が、たまごっちと同じ一過性のものに過ぎないとしても、仮想通貨が世の中に浸透しつつあることが実感できるお話でしたね。