仮想通貨トレーダーも知っておきたい投資の名言をまとめてみた!

こんにちは。桜井です。

今回は、トレーダーなら誰もが参考になるであろう投資の名言を集めてみました。集めた名言を生んだ人たちはみんな株式投資家ですが、仮想通貨投資においても役立ちます。なぜなら、株も仮想通貨も「成長しうるものに投資する」という面で共通しているからです。

そもそも名言と呼ばれて語り継がれる言葉は、あらゆる物事の本質を捉えるものなので普遍性が高いです。そういう意味ではFX、先物、そして不動産など、あらゆる投資に役立つものと言えます。

特に、まだ経験が浅い初心者や、ちょっとしたスランプに陥ってる人は「どうすれば良いのか分からない」「答えが見つからない」ということが多いと思いますが、そういったときに名言の力はよく効きます。

なぜなら、名言はテクニカルなことに直接役立つわけではないものの、トレードに対する姿勢や思考を定めたり、見直してみたりするのにとても役立つからです。

というわけで今回は、プロ、あるいは伝説と呼ばれるような投資家・トレーダーの名言を僕の独断と偏見で厳選したものを紹介します。

それでは、行ってみましょう!

Contents

ベンジャミン・グレアム編

ベンジャミン・グレアム(1894~1976年)は、後ほど紹介するウォーレン・バフェットの師匠として有名な、アメリカの経済学者・投資家です。

グレアムは1930年に起こった世界恐慌を経験したことをきっかけに、投資のあり方を見直し、「バリュー投資の父」「ウォール・ストリートの最長老」とも呼ばれるようになりました。

バリュー投資とは?企業価値に対して株価が安い株に投資すること。

グレアムの有名な著書に『証券分析』『賢明なる投資家』があり、どちらも現在に至るまで世界中の投資家に読まれている名著です。

それでは、グレアムの名言を見ていきましょう。

「過去57年間を振り返れば、世界を揺るがすような時代の浮き沈みや悲惨な出来事にもかかわらず、堅実な投資原則に従えば概して手堅い結果を得られるという事実は、常に変わることがなかった」

堅実な手法は、どんなにひどい金融危機や常に手堅い成果を生むという言葉です。

この言葉から分かるのは、手堅く儲けられる手法は確かにこの世に存在し、今安定して儲けられる方法を知っている人はそれを継続すれば良いということです。初心者だけでなく、中・上級者もなんだか安心する言葉ですね。

それに、グレアムの57年という長い投資人生、そして幾度も金融危機を経験しているからこそ発せられる言葉と考えると、かなり重みがあります。

「感情をコントロール出来ないならば、投資のプロセスには向いていない」

感情に振り回されやすい人は投資に向いてないという言葉です。言葉が示す意味そのままですが、投資における本質を的確に捉えています

相場はときに予想と違った動きをすることがありますが、そんなときに感情のまま動く人と、要因を分析して行動する人、どちらがより良い結果を生むかは明白です。

例えば、仮想通貨取引所が提供しているトレード画面には、取引している人がリアルタイムで情報発信できるチャット機能があったりしますが、チャットの内容は9割以上が街談巷説の類です。

ときどき有用な情報が発信されることもありますが、取引画面のチャット欄にいちいち感情を刺激されてしまうのであれば、トレードに向いてるとは言い難いでしょう。トレードにおいて最終的に信用すべきなのは、他人の言葉でなく自分の分析結果ですからね。

「個人投資家にできないことは『プロのゲームでプロに勝つこと』、自分のゲームで自分にコントロールできることで勝てば良いのだ」

個人投資家が、いわゆるヘッジファンドや機関投資家と呼ばれるプロたちの土俵で勝とうとするのは無謀なこと。個人が投資の世界で勝ち続けたければ、プロは相手取らず、自分ができる範囲のことを最大限コントロールすれば良い、という言葉です。

プロの投資家というのは、文字通り投資のプロです。プロは彼らしか知り得ない金融の情報やコネクションをフル活用し、綿密かつ緻密に運用計画とポートフォリオを組み上げます。「プロ意識」という言葉が示す通り、マインドやメンタルですらも高いレベルで完成されているはずです。

そういったプロにアマチュアが勝つのは、ほぼ不可能といっても過言ではありません。それならばアマチュアは、自分の手が届く範囲で出来ることをすれば十分というわけです。

仮想通貨で例えるなら、個人のマシン環境で巨大なマイニングファームに勝とうとするのは無謀です。ビットコインやイーサリアムに関してはETF化を進める動きもあり、もしそうなったらプロによって価格が弄ばれる可能性もあります。

アマチュアは自分のできることをするだけでOK。自分の手に負えないと思ったときは、手を出さずに休むのも一つの手です。

ジェシー・リバモア編

image by Business Insider

ジェシー・リバモア(1877~1940年)は、アメリカの投機家・相場師です。「ウォール街のグレートベア」と呼ばれています。

手法は「トレンドに従う」という点で一貫してはいましたが、初期は短期売買、その後はファンダメンタル分析を基調とした長期の値動きを予想するスタイルへと移行しました。

リバモアは人生で4回も破産を経験しており、最期はピストルで自ら人生の幕を下ろしましたが、500万ドル(現在の価値にして200億円)もの資産を遺していったそうです。

彼のトレーダー人生をモデルにした小説、『欲望と幻想の市場』は大勢のトレーダーが愛読しており、市場心理と戦うトレーダーたちにとって、無くてはならない一冊です。

「痛い目にあったのはいつも、『自分の判断が正しいと自信を持ってゲームに臨める時にしか相場に入らない』という原則を守ることができない時だった。誤った時にすべきことはただ1つ、改めることだ」

ルールにそぐわないトレードをすれば必ず痛い目を見る、という言葉です。

エントリーのタイミング、利食いや損切りの幅は人によりけりだと思いますが、もしも安定して勝てるやり方を知っているなら、それを無視した取引をすべきではないでしょう。

彼は投資家ではなく投機家でしたが、常に熟考を重ねて判断を下していました。根拠のない取引や、神頼み的な思考はトレードではなく、チャートという数字を使ったギャンブルに等しい行為です。

トレードの目的は、確実に資産を増やすため

それに対して、ギャンブルはただの遊びです。

あなたは、ギャンブル的な取引をしていませんか?

「自分なりの取引手法に忠実に従うこと。やり方をコロコロ変えてはいけない。自分の性格に合った無理のない手法を考案し、そのルールにしたがうこと」

自分にあったやり方を見出し、それに集中したほうが良い、という言葉ですね。

初心者は上手い人のやり方を参考にすることが多いと思いますが、世の中には本当にたくさんのトレーダーがいて、やり方も人それぞれ違います。

勝っているトレーダーのやり方を真似するのも良いかもしれませんが、その方法は本当に自分に合っているのか、よく考えてから実行するのが良いかもしれませんね。

「良いアイディアが相場で大きな利益を上げる秘訣ではない。最も重要なのは、絶好の時が来るまで静かに座っていることだ」

絶好の機会がやってくるまでは座して待つ、そんな言葉ですね。

短・中期トレードを続けていると見失いがちですが、どうしても介入しづらい相場というのは確かにあります。

チャンスが来るまではノーポジションでひたすら耐える、あるいは損切りや利食いを待つことも重要なのです。

ピーター・リンチ編

image by Master Investor

ピーター・リンチ(73歳)は、アメリカの投資家・ファンドマネージャーです。

中学生の頃から株に目覚め、大学の入学費を株式投資で稼いだという、まさに型破りな人物です。彼の型破りさを物語る有名なエピソードに、13年という短期間2000万ドルだったファンドを13億ドルに成長させたいう話もあります。

リンチのスタイルは長期投資です。徹底した企業調査の上、割安株を見つけたなら資金を投じるという、とてもベーシックなやり方で投資をしています。

リンチの著書、『ピーター・リンチの株で勝つ』は、投資家として生きていく上で必要な知識、心構えが学べる一冊となっています。

それでは、リンチの名言を見ていきましょう。

「暴落は、目をつけた会社の株を買う絶好の機会である。調整(暴落のウォール街流の呼び名)は、素晴らしい会社の株をバーゲン価格まで下げてくれる」

この言葉は、仮想通貨にもそっくりそのまま当てはまることではないでしょうか?

例えばビットコインは、ゴックスやら中国の規制やらで何回か暴落を経験したものの、なんだかんだで高値を更新し続け、今や1BTC=100万円を超えるかどうかの値段まで成長しました。

良い企業の株の暴落がチャンスなら、良い仮想通貨の暴落もチャンスです。

押し目を見抜き、買いを仕込んでやりましょう!

「今日や明日、または来週の値動きは、単なる気紛れでしかない」

短いスパンでみる細かな値段の動きは、取るに足らないものだという言葉ですね。これは仮想通貨によく当てはまる言葉です。

仮想通貨市場は乱高下状態にあるので、細かな値動きに敏感になっている人は結構多いと思います。しかし、買った仮想通貨に対し「上がるはずだ」という確信を持っているなら、取るに足らない値動きであなたが振り回される必要はないというわけです。

もちろん、しっかり根拠を持った上でトレードに取り組んでいることが前提になるんですけどね。

「その株を持っている理由を四行で述べられないなら、おそらくその株は持つべきではない」

対象についてよく理解していないなら、それには絶対投資すべきではないという言葉です。「株」の部分はそっくりそのまま「仮想通貨」に置き換えて読んで下さい。

どんな仮想通貨初心者であっても、買う通貨についてはよく理解しておくべきでしょう。「理解していない=その通貨が成長するのか分からない」ということになるからです。

加えて言うと、リンチ氏は「どんなにド素人でも、証券会社の調査ばかりを鵜呑みせず、独自の調査はするべき」と発しています。

これを仮想通貨に当てはめるなら、個人ブログやまとめサイト、取引所のセールストークばかりを参考にするのではなく、ホワイトペーパーを読んで完全に内容を理解するぐらいの気合があれば、なお良いということになりますね。

ウォーレン・バフェット編

image by flickr

ウォーレン・バフェット(87歳)は、アメリカの投資家です。

トレーダーを志す者に知らない人はいない、そんなレベルで有名な投資家でしょう。バフェットの総資産は、現在8兆円を超えていると言われています。もはや国を一つ作れるレベルの資産ですね。本当にすごい人物です。

彼自身が書いた本はありませんが、バフェットファミリーの一員として彼の投資手法を常に間近で見てきたメアリー・バフェット著の『バフェットの銘柄選択術』は、彼の手法を詳細に解説した本として有名です。

それでは、バフェットの名言を見ていきましょう。

「風見鶏を見ているだけでは金持ちになれません」

風は常に同じ方向に吹いているわけではありません。その時々によって、吹く方向が変わります。風見鶏もそれに合わせてグルグルと回転します。

バフェットは風見鶏がグルグル回転することと、株価の細かな上下とをなぞらえたのでしょう。長期投資家である、バフェットならではの言葉ですね。

細かな上下と相対するスキャルパー、デイトレーダーもいますが、仮想通貨は長期的に見て価格が上昇する可能性が高いものばかりです。ショートは慎重になるべきなのはもちろん、ガチホ資産をある程度持っておくのも、一つの手でしょう。

「株式投資の極意とは、いい銘柄を見つけて、いいタイミングで買い、いい会社である限りそれを持ち続けること。これに尽きます」

この言葉に投資の基本原則が全て詰まっていますね。むしろこれ以上の方法は他にないと言っても良いでしょう。

良い仮想通貨を良いタイミングで買い、それが良いものである限りホールドし続ける、仮想通貨で一財産を築きたいなら、これが一番の近道なのかもしれません。

「投資の世界では、見送りの三振がありません」

チャンスが来るまで待ち続けられるのが投資の良い点、という言葉ですね。

野球の世界だと、好球が来るまで待ちすぎれば三振で選手交代となりますが、トレードの世界は、チャンスが来るまで待ちすぎても選手交代にはなりません。たとえチャンスを取り逃したとしても、それは次のステップに上がるための反省材料になります。

お金が直接絡むトレードは、よく殺伐とした世界に捉えられがちですが、気長に楽しく取り組めるものでもあるのです。

まとめ

名言というのは色々な解釈の仕方があると思いますが、大体このようにまとめられると思います。

  • 根拠と確信を持って望むこと
  • そのトレードルールが確かなら破ってはいけないこと
  • 感情を上手くコントロールすること
  • 最終的には自分で考えること
  • ときには忍耐も必要ということ

長く語り継がれる、あるいは人の心を掴んでしまう名言というのは、あらゆる物事の本質を突いています。投資・トレードの世界においても例外ではありません。

身も蓋もない言い方をすれば、投資・トレードとは安く売って高く売る(あるいはその逆)だけのシンプルな稼ぎ方です。しかし、どんなに突き詰めようと「これがたった一つの答え」というものはなく、奥が深い世界でもあります。

そのため、投資・トレードで生きる人たちは、成功している投資家・トレーダーの名言に心の拠り所を見つけたりするのです。

他の稼ぎ方でも同じことは言えるかもしれませんが、普通に働くのは失敗しても最悪クビにされるだけなのと違って、投資・トレードの世界では、失敗すればお金を失うこともあります。それを踏まえると、投資・トレードの世界では、他の物事よりも名言の存在感が強いといえるのかもしれません。

また世間一般的には、投資・トレードというのはとてもハードルが高く、稼げるのは一部の才能がある人だけという偏見がしばしば見られます。

しかし、成功している投資家・トレーダーが失敗知らずの天才なのかと言えば、そういうわけではありません。繰り返しになりますが、投資・トレードの世界には「これが答え」というものがないのです。どんな投資家・トレーダーでも失敗を経験しつつ、投資・トレードの世界で稼ぎ続けています。

例えば、伝説の相場師と呼ばれているジェシー・リバモアは人生で4回も破産しましたが、最期には合計で500万ドル(現在の価値にして200億円ほど)もの資産を残していきました。

世界で最も有名な投資家、ウォーレン・バフェットも何度か失敗を経験し、自らそれを認めています。それでも長者番付には、1987年の初刊行以来、毎年ベスト10にランクインしています。

つまり、成功しているトレーダーは誰しも自分や他者の失敗から教訓を見出し、投資・トレードの世界で稼ぎ続けているのです。

失敗は成功のタネとよく言いますが、本当にその通りなのです。


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